2016年3月21日月曜日

二重頭脳線

今日は40代前半・既婚男性・自営業のHさんの左手を見ていきます。

Hさんは特殊な線を持っています。
頭脳線の上に水平に表れる線【図:①】。
なんでしょうこれは。

ますかけ線の一種か、はたまた感情線の一種か、
いろいろな角度から考えてみたのですが、
行き着いた答えは、「二重頭脳線」。

全く異なる二つの才能や技術を持った人なのではないかと思います。
二つの仕事を並行してやっていたり、
仕事と同じくらい没頭する趣味を持っている人です。
趣味とは言えないレベルの芸を持った方かもしれません。

また、この線が表れている場所は「野心」や「支配欲」を表す「木星丘」。
何事にも情熱を注いで取り組み、率先して動くリーダータイプ。

逆に言えば、何を始めても中途半端なことは許せず、
結果的にのめり込んでしまうタイプです。

ギャンブルには注意です。。。


もう一つの頭脳線は「第二火星丘」へ向かって伸びています【図:②】。
「第二火星丘」が意味するのは「闘争」「情熱」「行動」。
想像的というよりは、物質的で実際的な価値観を持つ人です。
商売上手であったり、仕事が出来る人に見られる相です。


さらに、Hさんはとても家庭的な面も持っています。

人差し指に向かって緩やかなカーブを描く感情線【図:③】は
愛情に溢れ、誠実な人。
結婚後も妻を愛し、家族を大切にする人です。
良きマイホームパパなのではないでしょうか。

「金星丘」に「グリル(格子紋)」というマークも表れています【図:④】。
「金星丘」は「身内」を示す場所です。
この相は「家庭円満」を表します。
また、気配り上手であったり、
人の気持ちがわかる優しい人にも表れる相です。




最後に「運命」を示す「運命線」を見ていきましょう【図:⑤(赤い線)】

手の中央下から伸びる線と「月丘」から伸びる二つの線から始まっています。
手の中央下から伸びる線は「自分の意思」、
「月丘」は「他人」を示しています。

20〜35歳位までの間、
「自分の希望と、人からの勧めで始めた事」
「大きな夢と、生活を支えるための仕事」
「本来自分がやりたいと思っている仕事と、お金のための仕事」
など二つの役割を並行して続けてきたのではないでしょうか。

35歳を境に「月丘」から伸びる線が
手の中央下から伸びる線を超えて上昇していきます。

夢の挫折、もしくは二つの仕事の融合を表しているでしょう。


結局、40歳を過ぎた頃からまた新たなことを始め、
再び二つのことを同時に取り組むことになるのですが。。
※40歳以降に新たな線が表れています。


Hさんは三つの「健康」を示す線を持っています【図:⑥】。
体力・気力ともに旺盛なはずです。


きっと、二つくらい仕事をこなさないと、
パワーが有り余ってしまう方なのでしょう!


「不摂生」を示す「放縦線」も表れているのも事実ですが【図:⑦】、
きっと、休めと言っても聞かないでしょう。。


好きなことをどんどんやって、
悔いのない人生を!!!





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