2016年5月30日月曜日

経営者の手相

今日は41歳・既婚男性・経営者のKさんの左手を見ていきます。

手相鑑定では線以外にも手の形や肉付きによっても
その人の性質を見ることができます。
手のひらには「丘」と呼ばれる場所があります。
「丘」にはそれぞれ意味があり、
その膨らみから性質を読み解くことができるのです。

Kさんは「月丘」と呼ばれる丘が発達しています。
「月丘」は別名「神秘の丘」と呼ばれます。
「想像力」「直感力」「他人」「人気」「旅行」などを表す丘です。
この丘が発達している人は想像力が豊かで鋭い感性を持ち、
人に好かれる人気運を持っています。
困った時にも不思議と救いの手が現れる人です。

それはKさんが日頃から人を大切にしているからかもしれません。

感情線【図:①】は二股に分かれどちらもカーブを描いて上昇しています。
二倍の愛情を持ち、明るく思いやりの気持ちが強い人です。
ポジティブでチャレンジ精神が旺盛なリーダータイプ。
まわりの人から慕われるでしょう。

ただ若干心配なのは金星丘に細い障害線【図:②】が複数表れていること。
「金星丘」の別名は「愛情の丘」。
ここに表れる障害線は神経が細やかでよく気がつき、
まわりに気を使いすぎて疲れてしまうストレスの多い人を意味します。

また、感情線【図:①】は起点がやや低め。
このような線を持つ人は内向的でクールなタイプ。
冷静であまり感情を表に出しません。
猜疑心が強く、打算的なところもあり、
人間関係では一歩引いた付き合いが多いはずです。

基本的に「お金」が好きな人です。
金星丘から長く伸びる水星線【図:③】を持っています。
これは家業を継いだり、遺産を相続したり
身内の財を受け継ぐような人を表します。
ただ、複数の細かい水星線が表れる散財線【図:④】も表れています。
この線は浪費家を意味します。
経営者や商売をやっている人にはよく見られる線です。
お金の出入りが激しく常にお金が動いているようなイメージです。
もしくは単純にお金遣いが荒いだけかもしれません。

また、太陽線【図:⑤】も細かい線が複数表れています。
これはいろいろなことに手を出して、
一つのことに集中できていない状態を示します。
それぞれの線がはっきり表れていれば問題ないのですが、
弱々しい線だと多くの成功は望めません。
的を絞ったほうが運気は上がります。


最後に運命線【図:赤い線】を見ていきます。

運命線は「人」という字を描くような土台線から始まっています。
この線は、若い頃から社会に揉まれて修行を積んだ人を表します。
ちなみに前回の経営者Hさんもこの線がありましたね。
経営者となる人は若い頃に苦労していることが多いのかもしれません。

その後はまっすぐ順調に伸びていきます。
注目すべきは、60歳頃から線が増え、
またその線もはっきりしていること。
第一線から退いた後、新たな楽しみを見つけたり、
それまでの経験を生かして新たなポジションに着いたり、
人生の最終章を謳歌することができそうです。

一番楽しいのはこの時期かもしれません。








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