2017年8月21日月曜日

頭脳線の島と支線

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今日は38歳・既婚女性・主婦兼アクセサリー作家のMさんの左手を詠んでいきます。

Mさんは生命線【図:①】が薄く、体が弱い印象です。
その他の線は割合はっきり現れていますが、
生命線だけが頼りない細い線です。
生命線はくっきりと刻まれる伸びやかな線が理想です。
細い線は虚弱で風邪や病にかかりやすいタイプを表します。
ただ、Mさんの場合、二重生命線が現れていますから、
体力や免疫力を気力でカバーしているところがあるかもしれません。
また、二重生命線が出ている時期は、
仕事に追われたり忙しい毎日を過ごすことになります。
その時期およそ20代後半から40代前半頃まで。
人一倍多忙な日々を過ごすことになるでしょう。

もっとも個性的な線は頭脳線【図:②】。
頭脳線の始まりに二つの島が見られます。
島は頭脳の疾患、知的パワーの減退を意味します。
体調不良や精神的疲労により、
知的好奇心が低下したり、頭がうまく働かないことを示します。
深い悩みを抱えていたり、ノイローゼの状態、
鬱のような頭がすっきりしない時期です。

始まりに現れていますから、
35歳より前にそのような状態に悩まされるかもしれません。

頭脳線の途中から、水星丘に向かう支線があります。
水星丘は財運、商売運を司ります。
ここに向かう支線は物欲、金欲を示します。
商売のことを考えていたり、実際にお金を必要としている時に現れます。
この線を持つ人は自分の能力や技術、知恵を生かしてお金を掴むことができます。

水星線(別名:財運線)【図:③】もしっかりと現れていますから、
自分の努力と社交性を武器に財を成すでしょう。
ただ、人付き合いには慎重になってください。
水星線に障害線がかかっています。
水星線はコミュニケーション能力を表す線でもありますから、
社交力の高い人ではありますが、
まわりに振り回されて心労を抱えることがあるかもしれません。

また、愛情運を示す金星丘にも細かい障害線【図:④】が現れています。
人に対して気を遣いすぎて、精神的疲労を抱えるタイプです。
深く入り込まないこと、気にしすぎないこと。
時には一人になったり、家族や心の許せる仲間だけで楽しい時間を過ごして
リフレッシュしましょう。

35歳~36歳頃、転機となるような出来事があるでしょう。
それは外部から与えられたチャンスというよりも、
一念発起して自ら動いてくような、大革命の予感。
その時期に生命線から努力運命線という運命線【図:⑤】が立ち上っているのです。
これは自分の能力を信じて、自発的に物事を始めることを示します。
夢を実現したり、ずっとやりたかったことに取り組むときです。

今はその挑戦の道の上に立っています。
一般的な運命線【図:赤線】も現れていて、その線も35歳頃に切り替わっています。
運命線は50歳頃まで伸びていますから、
このまま夢に向かって突き進むでしょう。

注意しなければならないのは、
50歳頃に生命線に島が生まれはじめていること。
これは病気、怪我、事故、などを暗示します。
また、この島からは婦人科系の弱さも感じます。
生命線自体を人間の体と見立てて、
そこに現れる島や障害線で体の弱っているところがわかります。
生命線の起点が頭、終わりが足というように見ていきます。
ちょうど島が現れているところは、腸、子宮、膀胱などの位置です。
また、小指の下、手のひらの端の横線【図:⑥】は婦人科系の疾患を示します。
慢性的疾患と付き合っていくことになるかもしれません。

50歳頃の注意すべき時期を乗り越えたら、
新たな風が舞い込んできます。
新たな運命線が現れているのです。
力強い運命線ですから、
自分がまさに求めていたことをできるようになるかもしれません。

その時には、お金の心配もなく、
ただ、自分の理想を実現するためにだけに動けますし、
その理想の世界を多くの人と共有できるはずです。

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