※定員に達しましたので、ご依頼を締め切らせていただきました。
今日は35歳・未婚女性・医療系事務職のNさんの左手を詠んでいきます。
気質と運命に分けてお話をしていきたいと思います。
1.気質
まず、手全体にシワが多いのが特徴です。
手のシワが多い人は過敏で繊細。
感じやすく、人一倍多感で、
微細な変化にもよく気がつく人。
打たれ弱く、人の目を気にしがちなタイプです。
相手が考えていることを見抜いたり、他者の気持ちに敏感です。
細かい気遣いができる人ですが、
あれこれ気にしすぎてストレスフルになることも。
ですが、感情線【図:①】は短いので、
意外にさっぱりしていて引きずらない人でもあります。
恋愛においても、失恋したとしても立ち直りが早かったり、
次の恋に進みやすいタイプ。
ただ、土星丘は自己を示す場所ですから、
土星丘の底部で止まる感情線を持つ人は自分本位になりやすい面もあります。
自分を優先しすぎたり利己的になって
結局幸せを逃すなんてことがないように注意が必要です。
二重感情線【図:②】が育っています。
これは二倍の愛情や情熱を示す線です。
思いやりの気持ちがますます育っていたり、
熱意や忍耐力、エネルギーが増している状態です。
攻めの姿勢が功を奏します。
この線を持つ人は逆境に強く、
七転び八起きの精神で立ち上がる人。
また、社交性も高く多くの友人や仲間に恵まれます。
どんな人ともフレンドリーに話せるタイプですから、
客商売にも向いています。
ただ、人に対して厳しい一面もあります。
人付き合いや人との距離を表す方庭【図:青線】が狭いのです。
方庭の広さは人を受け入れるスペースを意味します。
心から信頼できる人はごく限られているかもしれません。
誰とでもうまく対人関係を結べますが、
本音をさらけ出せる人は一握りというようなイメージです。
2.運命
注目すべきは生命線【図:③】。
生命線が短く途中で途切れているように見えます。
これは決して短命を表すわけではありません。
生命線が消えてはいますが、運命線がそれを補っています。
運命線と生命線が合体しているとも考えられます。
一つ言えることは、この時期に人生が大きく切り替わるということ。
その時期およそ35歳前後です。
それまでの人生と全く別の新しい未来が始まる予感です。
この時期に自分自身が生まれ変わると言っても過言ではありません。
30歳頃から努力運命線【図:赤線】が伸びています。
これは他人に頼らず自分の力を信じて人一倍努力してきた証です。
しかし、同時にくっきりと寵愛線が刻まれていることも見逃せません。
寵愛線は引き立てを受けたり、大きな愛に恵まれることを意味します。
30代前半に二本の寵愛線【図:④】がしっかりと刻まれていますが、
その線が運命線に届いていません。
つまり、自分を心から愛してくれている異性に気づいていなかったり、
チャンスを与えてくれている人の存在をはねのけていたり、
パートナーとのタイミングがあっていないことを暗示します。
見す見すチャンスを逃しているような気がしてなりません。。
その後も努力運命線はまっすぐに上昇していますから、
自分の信じる道を突き進みますし、安定した生活を手に入れることができます。
ポイントは35歳以降から運命線がやや薄くなっていること。
運命線が薄くなる時期というのは、
家庭に入るなど一度社会から離れたり、
誰かのために生きるような時期です。
晩婚線【図:⑤】も現れていますから、
近く運命の出会いが訪れる予感です。
心から信じられる人のために、一肌脱ぐような脱皮の時です。
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