2017年10月15日日曜日

小さく二股に分かれる生命線

現在、「手を詠む」ブログは無料鑑定期間です。
※定員に達しましたので、ご依頼を締め切らせていただきました。



今日は39歳・未婚女性・コールセンターのNさんの左手を詠んでいきます。

Nさんの手相はどこかアンバランスな印象です。

特徴は頭脳線【図:①】。
頭脳線は生命線との交わりが極長いですが、
全体としての長さは極短いです。
頭脳線と生命線の交わりが長い人は慎重派、
そして短い頭脳線は直感型を意味します。
つまり直感型であるにも関わらず、
慎重で行動を起こすのに時間がかかる人という、
どこか矛盾をはらんだ手相なのです。

20代の間は二重生命線【図:②】が現れていますから、
体力気力に溢れ、若々しいエネルギーに満ちた時代を過ごしていたはずです。
しかし、その時期に運命線は現れていませんから、
主体性を持って何かに取り組んでいたというよりは
流れに身を任せて青春を謳歌していたかもしれません。

30代に入る頃から運命線【図:赤線】が現れ始めます。
その時期から独立心が芽生えたり、
自分の人生に責任を負うようになります。
社会に出てバリバリ働き始めるような時期です。

と同時に、精神的には葛藤を抱えたり自信喪失に陥る予感です。
それは先に述べた頭脳線が示しています。
Nさんは物事を深く掘り下げるタイプではなく、フィーリングで動いたり、
即決で決めたことが功を奏するタイプです。
しかし、その決断ができなかったり、
行動するのをためらってしまったりしているのではないでしょうか。
自分の長所を生かしきれていないという印象を受けます。

生命線【図:③】が30代後半頃から小さく二股に分かれています。
これは「不遇なとき」を表します。
自分の才能を発揮できていなかったり、
自分にふさわしい地位や境遇を得られていないでしょう。

Nさんはふっくらとした手を持っていますから、
本来とても愛情豊かで人一倍優しい心を持った方です。
ですが、現在は感情線【図:④】が孤独を表す土星丘で止まっています。
どこかに感情を置いてきてしまっていたり、
他者に心を開くことを躊躇しているように感じます。

人とのつながりの中で幸せを見つけられる人です。
ぜひ、身近な人を大切に。
素直な気持ちで大切な人との絆を深めましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿