2017年11月17日金曜日

三重の生命線

現在、「手を詠む」ブログは無料鑑定期間です。
※定員に達しましたので、ご依頼を締め切らせていただきました。



今日は42歳・未婚女性・自営業のMさんの左手を詠んでいきます。

Mさんの手はなかなか複雑で難解な手相です。
手のひら線が途切れていたり、
二重に現れていたり、鎖状に現れていたり、
また、ある領域にシワが多数現れていたり。

それぞれの線の意味を探っていきましょう。

はじめに私を混乱させたのは、
生命線【図:①】が三重に現れていること。
一つ目の生命線には障害を示す島紋があり、
それを補うように二つ目の生命線が寄り添い、
さらに乱れがちな三つ目の線が長く伸びています。

島紋は20代後半頃に現れています。
体を壊したり、病に侵されるような時期です。
その時、気力や生命力によって奇跡的に回復し、
今があるはずです。

月丘に放縦線【図:②】と共にシワが激しく刻まれています。
放縦線は内臓疾患や疲労を表します。
現在も病弱であったり、持病を抱えている可能性があります。

ただ、生命線が三重にも現れていますから、
「生きる」ことへの意欲や執着心は驚異的なものがあります。

また、頭脳線【図:③】は途中で大きく切り替わっています。
病や事故、アクシデントが価値観や人生そのものを大きく変えたはずです。
常人には理解できないような特殊な価値観や人生を手に入れます。
悟りを開く境地です。

と同時に、
他者から守られていたり、
目に見えない何かから救われている人でもあります。

運命線【図:赤線】が月丘の端から生まれています。
月丘は他者、遠くの世界、想像力を司る場所です。
ここから伸びる運命線を持つ人は、
自分の意思というよりも、
外の世界から生かされている人です。

ちなみにこの運命線にもやはり20代後半頃に島紋が現れています。

感情線【図:④】は手を横断するように直線的に伸び、鎖状に現れています。
ますかけ線と呼ばれる線に近いこの線は、
強運の持ち主を表しますが、
鎖状に現れていますから、
感情が乱され、心が不安定になりやすいことを意味します。
独自の世界観を持ち、頭はクリアですが、
心がついていかないことがあるかもしれません。

体が健康でないと、
心も元気がなくなりますよね。

思いっきり甘えられる
心の拠り所を持つことが大事です。
人でもモノでも仕事でも趣味でも信仰心でも
なんでも構いません。

そこに行けば必ず、元気が出てくる、
そうした居場所を確保しておきましょう。

最後に、
木星丘に流れる線【図:⑤】が多数見られます。
木星丘は野心、向上心、地位、名誉、信仰心を表す場所です。
「人に認められる」ということが鍵になります。
慕ってくれる人がいること、
追従してくれる人がいること、
影響を与える人がいること、
そういったことが自分の喜びにつながるはずです。





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