生命線の切り替わり

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今日は53歳・独身女性（バツイチ）・無職のNさんの左手を詠んでいきます。

Nさんは感受性が強く楽しい事大好き、
野心的な一面もあり、勝ち組になる人です。

もう少し詳しく説明していきましょう。
まず、性格的なことから。

頭脳線【図：①】は月丘に向かって下降し、
うっすらと金星環【図：②】が現れています。
このような線を持つ人は、
感性が鋭く独創的で美しいものに惹かれます。
芸術的な才能に恵まれたり、精神的な世界にハマるタイプ。
やや妄想的なところがあるかもしれません。
また、人の気持ちをはかるのものうまく、察する能力が高い人です。

感情線【図：③】の先端が二股に分かれています。
このような感情線を持つ人は、
明るく健やかな精神を持ち、
場の空気を和ませるようなムードメーカー的存在。
また、気配り上手で多くの仲間に恵まれます。
ソロ活動を充実させる反面、
気の置けない仲間たちとワイワイ楽しむ時間も求めます。

向上線【図：④】が伸びています。
これは向上心、野心を持つ人を表します。
朗からなイメージとは裏腹に
野心的な一面も持っているはずです。
上昇志向が強く、目標のために人一倍努力する頑張り屋さんです。
頑張ることが好きな人です。

二重生命線【図：⑤】が現れていますから、
体力、気力に恵まれ、精力的に人生を謳歌します。

生命線は途中で大きく切り替わっています。
この時は自身が生まれ変わるようなタイミングです。
その時期およそ34歳から40歳頃にかけて。

運命線【図：⑥】も34歳頃に切り替わっていますから、
おそらく離婚などにより人生が一変する時期ではないでしょうか。
その後、運命線はまっすぐに力強く上昇しています。
自分の力を信じて女手一つで生き抜いてきたのでしょう。

ただ、34歳以降の生命線の側には、
常にパートナー線【図：⑦】がくっついていますから、
家族や新たなパートナーなど自分を支えてくれる存在に恵まれているはずです。

60歳前後にはその支えとなる対象が変わる予感です。
それまで生命線の内側にあったパートナー線が
60歳以降は外側に現れ始めます。
やはり、同時期、運命線も切り替わっていますから、
転職したり、暮らしのベースを移したり、
家族構成が変わるなど、自分を取り巻く環境が何らかの形で変わるでしょう。

それでも、運命線の向かう先は常に土星丘ど真ん中ですから、
自分の目指すところは生涯ブレませんし、
求めるものをストレートに引き寄せることができます。

覇王線【図：赤線】を持つ人ですから、
まわりからどう思われようと、
最後に笑うのは自分。
そして、それに付き合ってくれるかけがえのない者たちも
そばで見守っていてくれるはずです。