2018年2月4日日曜日

生命線の切り替わり





今日は40歳・未婚女性(バツイチ)・パート勤務のMさんの左手を詠んでいきます。

Mさんの手相は、
多感で感受性の強い少女のような面影が残っています。

それを物語っているのは、
生命線を横断する複数の障害線【図:①】と乱れがちな感情線【図:②】。

金星丘から生命線を横断し、
感情線の方に向かって伸びる横線(障害線)を多く持つ人は、
多感で感情を揺さぶられやすい人。
疑うということを知らないピュアな心の持ち主で、
他人を信じやすく、周りの影響を受けやすいです。
宗教やスピリチュアルなことにハマりやすいのがこのタイプ。
また、恋に落ちやすい人、恋愛体質の人も多いですが、
傷つきやすい一面もあり、
感情的で喜怒哀楽が激しい傾向があります。
また、いろいろ気にしすぎるところがあり、
人の目を気にしすぎて身動きが取れなくなることも。

乱れがちな感情線は情緒不安定や気の変わりやすさ、
他者に流されがちな性質を表します。
心がグラグラしがちで神経が消耗してしまいそう。
ただ、感情線の先端は二股に分かれていますから、
明るく他人想いで人好きのする人です。
良き友人や良き仲間に恵まれるはずです。

運命を見ていきましょう。
運命線【図:赤線】は手の中央くらいまではハッキリと現れていますが、
それ以降の線がちょっと薄いのが気になります。
運命線は「生きる力」を表します。
運命線がはっきりと現れている時は、
意欲的に自分の人生と戦っている時、
表舞台で活躍してる時、仕事に邁進しているような時です。
逆に、運命線が薄い時は、
家庭に入ったり、誰かに守られている時、
また自分に自信が持てなかったり、やりがいを感じていない時、
他者に生かされている時などを示します。

Mさんの場合、33歳頃から急激に運命線が薄くなっていますから、
その時期に環境または心境の変化があり、現在に至るはずです。
運命線からは正直、迷いのようなものが感じ取れます。
自らの進むべき道を探っているような、
選択をすることを躊躇っているような、
そんな気配が感じられます。

一つ言えることは、
もう決断の時が迫っているということ。

生命線【図:③】を見てみると、
ちょうど今頃(40歳前後)、生命線が消えています。
これは自信が生まれ変わるタイミングを暗示しています。
このままでは自身が朽ち果ててしまいそうです。

頼れるものは自分自身です。
愛する者、守るべき者のために、
現実を見つめて自分ができる限りのことを実行しましょう。

Mさんにはその力が備わっています。
聖職紋【図:④】がはっきりと刻まれています。
この線を持つ人は愛する者のためならば、
どんな苦労も厭わない人です。
また、自分自身にではなく人のためならば、
どこまでも力を発揮することができます。

覚悟を決めて、新しい未来を描きましょう。




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