障害線

「手を詠む」ではみなさまからの手相をお待ちしています。
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今日は32歳、未婚男性、自営業のHさんの左手を詠んでいきます。

Hさんは将来について、
漠然とした不安を抱えているようですので、
その不安を払拭すべく、慎重に手を詠んでいきたいと思います。

Hさんの手は肉づきがよく、厚みがありふっくらした印象です。
このような手を持つ人は、情愛が深く優しい心の持ち主です。
人一倍、他人想いで気配り上手な人です。
世話好きで親分肌の人も多いです。

手の印象としては頼り甲斐がある感じがしますが、
感情線【図：①】を見てみると、少し不安を覚えます。
というのは、感情線が乱れているため。
手のひら線というのは、
基本的に一本のラインがはっきり刻まれることが理想です。
線が切れ切れであったり、チェーン状に現れると
運気が滞ったり、性格や気質に悪影響を及ぼします。
Hさんの感情線はややチェーン状に現れていますから、
心に迷いが生まれやすい、
まわりに流されやすい、
取り越し苦労が多いなど、
精神的に不安定な要素を抱えているでしょう。

頭脳線【図：②】は月丘下部に向かって垂下しています。
この線はあれこれ思惑することを示します。
考えが深く慎重なタイプですから、
物事に失敗する恐れは少ないですが、
あまり考えすぎるのも考えものです。
身動きが取れなくなってチャンスを逃します。

生命線、運命線ともに26~27歳頃に障害線【図：③】があります。
その時期にトラブルに巻き込まれたり、
困難に遭遇したかもしれません。
その時のことが今の自分自身に歯止めをかけている可能性があります。
ある種のトラウマになっているのかもしれません。

しかし、手の中央をまっすぐに上昇する運命線【図：赤線】は
天下筋とも言える吉相です。
乱れがなくまっすぐ伸びる運命線は
自分の人生が自分の思い通りに進むことを暗示します。
やりたいことができる人生です。
また、初志貫徹を貫きます。
一途で、他の選択肢を選ぶことができない人です。

ですから、どう悩んでも、どう足掻いても、
結局は初心に帰っていきます。
もうすでに答えは出ているはずです。

あとは覚悟を決めて取り掛かるのみです。

ただ、すぐに成果は出ないかもしれません。
35~36歳頃は再び、災難が降りかかる恐れがあります。。
やはり、生命線と運命線に障害線【図：④】が現れているのです。

Hさんは大器晩成型です。
大器晩成を表す太陽線【図：⑤】がくっきり刻まれています。
最終的には必ず成功を収めますから、
焦らずコツコツと努力を重ねましょう。

評価も報酬もあとからついてきます。


最後に健康面について【図：⑥】。
泌尿器科に注意です。
一度検診に行きましょう。