Aさんの手相の中で特徴的なのはなんといっても二重感情線【図:①】。
二重感情線は二倍の愛情、二倍の情熱を持つ人を表します。
情に厚く、エネルギッシュでバイタリティのある人。
生命力に溢れていますので、
じっとしているとストレスが溜まってしまいます。
いつも仕事、家事、育児、趣味、その他の活動など
パワフルに飛び回っているでしょう。
明るく愛に溢れたハツラツとした女性です。
二重感情線は試練や困難を乗り越えてきた人に後天的に表れる場合もあります。
そのような人は鍛え上げられた精神力を持ち、
見かけは穏やかに見えても芯がしっかりしていて逆境に負けません。
また、二重感情線を持つ人は二倍の愛情を持っていますから、
情熱の強さが裏目に出ると異性関係でのトラブルに繫ります。
二度結婚する人が多いとも言われています。
若い頃に恋愛線【図:青い線】が複数出ていますから、恋多き女性であったはずです。
情熱的な方であることは間違いありません。
頭脳線【図:②】は緩やかにカーブを描く理想的な形です。
理想と現実のバランスが取れた常識的な人。
堅実な人生を歩むタイプです。
一方、「自由」を求めるビアラシビア線【図:③】も表れています。
この線を持つ人は束縛されることが苦手で、
ひとりの時間を大切にしていたり、
どこかマイペースな部分を持っています。
実際に窮屈な思いをしていたり、
心のどこかで「自由」を求めている時にも表れることがあります。
運命線【図:赤い線】は土台線から始まっています。
土台線は「他人」を表す月丘と「身内」を表す金星丘の二つの場所から
「人」という文字を描くように表れる運命線です。
「他人」と「身内」、つまりあらゆるの人に揉まれて育つことを意味します。
真剣に勉学に励んだり、何かひとつのことを極めたり、
修行期間を経て大人になる人を表す線です。
若い頃の経験が糧となり、その後の人生を助けてくれます。
その後、運命線はまっすぐと55歳頃まで伸びていますから、
30歳頃に決めた道を忠実に歩んでいきます。
50歳頃、別の場所から新たな運命線が表れています。
何か新しいことを始めるかもしれません。
太陽丘にグリル【図:④】、木星丘にスクエア【図:⑤】が出ています。
どちらの線もごく薄いのですが、
前者はアイデアマン、後者はリーダーシップを表す線です。
独自の感性や直感を生かして財を得ることができるかもしれません。
指導力や統治力のある人ですから、
チャレンジしたいことがあれば、
人を巻き込んで大きく出た方がうまくいくでしょう。
人を巻き込んで大きく出た方がうまくいくでしょう。
50歳頃がターニングポイントとなります。
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