2016年10月23日日曜日
生命線から太陽線
今日は29歳・未婚女性・休職中のKさんの左手を見ていきます。
Kさんは今人生を模索中。
自分の性格や気質、仕事運と結婚運について知りたいということですので、
3つのキーワードに分けてお話しさせていただきます。
1. 性格
Kさんはバランスのとれた人。
特にこれといった強い個性はないものの、
優しく思いやりがあり、どんな環境にも自然と馴染む適応力の高い人です。
一つの考えに縛られない柔軟さと常識的な考えを持っていますので、
社会のあらゆる分野で活躍することができます。
それゆえに、自分が本当に求めているものや
自分の得意分野を見つけることに苦労することがあるかもしれません。
なんでもできてしまう人なので、本当にやりたいことが見えづらくなるのです。
一筋のはっきりとした運命線【図:赤い線】を持っています。
運命線は「生き抜く力」を表しますから、
運命線がはっきり現れる人ほど、独立心や責任感があり
自分の力で人生を切り拓こうとする意欲が高いです。
権力・リーダーシップを司る木星丘にも線【図:①】が現れ始めていますが、
まだ線が不安定で入り組んでいる様子。
今はまさに「何者かになりたい」という人生の模索期です。
2. 仕事
仕事運は運命線【図:赤い線】から読み解きましょう。
運命線は30歳頃に二股に分かれて途切れています。
これはある程度続けてきたことが一度完成されたり、
逆に道を見失うような暗示です。
それまで先だけを見つめて取り組んできたことが一旦リセットされる時期です。
再び運命線がはっきりと現れ始めるのは、34歳頃。
この時、進むべき道が突如に開かれます。
30歳から34歳の間の4年間はなかなか答えが見つからず、
鬱々とした日々が続くかもしれません。
しかし、そこで深く考えたこと、手さぐりの状態でチャレンジしたことは、
34歳以降の新たな人生に大きな自信と影響を与えます。
34歳から始めたことは生涯を通して取り組んでいくライフワークとなります。
使命とも言える仕事や役割を見つけ、もう迷うことはないでしょう。
3. 結婚
恋愛線【図:青い線】らしき線は25歳、28歳、34歳頃に現れています。
結婚線【図:②】は34歳頃に生まれています。
しかし、どちらもはっきりしていません。
木星丘に届かずに止まる感情線【図:③】を持つ人ですから、
なかなか感情で動くことができないタイプです。
心を動かされたとしても、理性が働いて躊躇してしまったり、
感情を押し殺してしまいがち。
思いを打ち明けられずに、後悔することが少なくないかもしれません。
結婚線も薄いですから、今はまだ結婚に対してリアリティを持てていない状態。
結婚の意識が高まれば自然と結婚線も濃くなりますから、心配ありません。
結婚線は最も変化しやすい線です。
ただ、34歳から始まる運命線と34歳に現れる結婚線には何かしらの意味がありそうです。
結婚を機に新たなポジションについたり、環境や生活が安定する予感です。
今はまだ先が見えない不安な状況かもしれませんが、
ここで悩んだこと、がむしゃらに足掻いたことは必ずKさんを導いてくれます。
自分自身を鍛え上げる鍛錬の時期だと考えてください。
そして、心に留まったこと、惹きつけられること、
なんだかわからないけどやってみたい思ったことは迷わず始めてみましょう。
答えは行動によってのみ得られます。
最後に、希望を感じる線をご紹介します。
生命線から太陽丘に向かって伸びる線【図:④】の卵が生まれています。
まだまだ不確かな線ですが、この線は開運線と呼ばれる線です。
自分の才能や能力を努力によって開花させ、
それが世間から認められるという暗示です。
努力したことは、必ず報われます。
それが目指す場所にたどり着かなかったとしても、
結果として、至福の場所を手に入れます。
さあ、まず何か始めてみてください!
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