2016年11月19日土曜日

障害線?or 恋愛線?



今日は30歳・未婚男性・会社員のTさんの左手を見ていきます。 

Tさんの手相は男性の割には薄くぼんやりした印象です。
手相の濃さは、個性の強さや自我の強さを表します。
女性よりも男性の方が濃く現れることが多いです。
手相が濃い人ほど、積極性があり生命力が強い傾向があります。
 Tさんはどこなく控えめであったり、自信がなさそうな雰囲気です。

 Tさんの手相の中で最も気になるのは、
生命線の上を横切る障害線【図:青い線】。
障害線はその名の通り、「障害」を意味します。
なんとなく体調が優れなかったり、トラブルに見舞われたり、
苦悩の多い日々を過ごすことになるかもしれません。
生命線の流年法からみて、その時期はおよそ30代全般。

この障害線は恋愛線にも似ていて、区別が難しいです。
もしかしたら、恋愛関係においての苦悩を示しているかもしれません。
 鬱々とした日々が続く気配です。。 

とはいえ性格はいたってクール。
感情線と頭脳線からTさんの性格を詠んでいきましょう。
感情線【図:①】は二股に分かれています。
一方はカーブを描くように上昇し、もう一方は直線的に伸びています。
このような感情線は理性的で落ち着きのある人を意味します。
派手さはないですが、献身的な愛を注ぐ誠実な人です。
感情的になることは少ないですが、
実は誰よりも深い愛情を持ち、人情味に溢れる人です。
多くの人の信頼を得ますし、その期待に応えるだけの真摯的な器を持っています。
時にはお節介なくらい面倒を見たり、
相手に「重い」と思われるくらいの愛を与えます。
 一途がゆえに、一つのことにこだわりすぎたり、
未練を引きずることもあります。

 頭脳線【図:②】は第二火星丘方面に直線的に伸びています。
この頭脳線は「現実的な頭」を表します。
実務的な能力に優れた合理主義者。
数字に強く、理数系の分野で才能を発揮するタイプ。
また、金銭感覚に優れ、しっかりした経済観念を持ち、
商売、経営、事業などで成功する人も多いです。

また、第二火星丘は闘争心、忍耐力、正義感などを示す場所です。
つまり、正義感があり、何事も責任を持って最後までやり抜く人です。
どんなことがあっても諦めない忍耐力で、成功を掴みます。
うっすらと二重感情線【図:③】も現れ始めています。
この線はバイタリティを表します。
二倍の情熱を持ち、能動的に動く人に現れる線です。
「やる気」が生まれてきている予感です。。


今後の運命について見ていきましょう。
運命線【図:赤い線】は金星丘から始まり、
手の中央で切り替わっています。 金星丘は身内を示す場所ですから、
家族の協力や支援のもと何不自由なく、
30歳頃まで順調に人生を歩んでいきます。
30歳頃に運命線は切り替わっていますから、この時期に転機が訪れます。
転職、引っ越し、結婚、独立など大きな節目となる出来事がありそうです。
それから40歳頃までは精力的に自分の道を歩みます。

40歳頃、再び転機が訪れます。
その頃に、生命線から開運線が現れています。
開運線は「幸運な出来事」を示す線ですが、
この線が土星丘方面まで伸びると努力運命線に変わります。
努力運命線は「自分の力で道を切り開くこと」を意味します。
したがって、開運線というのは、
自分の夢に向かうスタートラインやチャンスを示す、と考えています。

40歳頃、絶好のチャンスが到来します。 この時が人生の勝負の時です。
ここで運を掴むかどうかが、その後のTさんの運命を左右します。
ぜひ、機会を逃さないように!!

リーダー線【図:④】も現れていますから、
自分が先頭に立って引っ張っていく力のある人です。
自信を持って、自分の正しいと思う道へ。

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