2016年4月13日水曜日

月丘のほくろ

今日は36歳・既婚男性・製薬会社マーケティング職のAさんの左手を見ていきます。
仕事について:「ステップアップしていくにはどうすればいいか」というご相談です。


結論から言いますと、今すぐ転職した方がいいと思います。

Aさんの手相は重症です。

手相の中でも最も不吉な「ほくろ」が表れています【図:①】。
「想像」を表す「月丘」に死にぼくろが出ているのです。
これはご自身の想像力を壊すほどの「障害」を意味します。
ストレスや苦悩のせいで「鬱」や「精神障害」を引き起こしかねません。

また、感情線の先端が乱れています【図:②】。
この線は健康面が害されていることを示します。


既に自分の許容範囲を超えて、頑張りすぎているかもしれません。
このままの状態が続ければ、病気にかかったり、体や精神を壊す可能性があります。

現状を変えることをお勧めします。

では、具体的にどのように変えていけばいいのか、
考えていきましょう。


注目したいのは、運命線【図:③】。
運命線は「金星丘」と「月丘」の二つの場所から伸びる
「土台線」から始まっています。
若いうちから、社会に揉まれ修行を積んだり、
一本の道をひたすらに歩んできた人に表れる線です。

運命線は30歳頃に枝分かれして止まっています。
これは続けてきたことが一度完成した後に壁にぶち当たることを意味しています。
この線を持つ人は意外と多いです。
一つのことをやり遂げると、終わりが来るのは当然のことです。
Aさんの運命線はその後もしぶとく伸びるものの、
やはり35歳頃に消えてしまいます。

そして、新たな線が全く別のところから表れます。

これは今までとは全く異なる分野で活躍する暗示です。
異業種への転職や、異なる職種にチャレンジすることで運が開けます。

また、生命線も35歳頃に切り替わっています【図:④】。
やはり、ここが転機でしょう。

起業線らしきものは見当たりませんし、
常識的な手相をお持ちの方なので、
独立と言うよりは転職を考えた方が無難かもしれません。


とても短い頭脳線【図:⑤】なので、
直観力や決断力に優れた頭の回転が速い人です。
瞬時に決断を迫られるような場面で力を発揮します。

また、頭脳線の先端が三本に枝分かれし始めています。
これはとても素晴らしい相です。
「想像力」「適応力」「コミニケーション能力」が融合する無敵の吉相です。
ビジネスで成功する人に多く表れる線です。
一つの仕事を粘り強く続けてきたことで、あらゆる能力を手に入れたのでしょう。
成長の証と言えますね。
どんなことにも対応出来る力が育っているのです。

薄いですが「S線」【図:⑥】も見られます。
主導権を握り相手を引っ張っていくタイプの人です。
指示通りに動くことには抵抗を感じたり、
やがて窮屈になってしまうかもしれません。
自らが主体となって動けるような仕事や、
先頭に立つようなポジションにいた方が素質を生かせるでしょう。

Aさんならば、新たな場所でもすぐに順応して
前向きな気持ちで道を切り開いていけるはずです。

あまり選択肢を狭めずに広い視野で
能力を発揮できる場所を探してみてはいかがでしょうか。


ちなみに、結婚線も上向きの良い線です【図:⑦】。
安定した幸せな結婚生活を送れます。
奥さまにもどんどん甘えて、ご相談されるといいと思いますよ。




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