2016年4月14日木曜日

勢いのない手相

今日は33歳・既婚女性・主婦(前職:秘書)のAさんの左手を見ていきます。

Aさんの手相はとても薄いです。
特に主要三線と運命線以外の線が目立ちません。
ないわけではないのですが、線が弱々しく主張していません。
これもAさんの気質を現しています。
Aさんは現在主婦で前職も秘書ということ。
自らが表に立って活動するというよりは、
内助の功を尽くしたり、縁の下の力持ち的な立場で活躍します。
自分の意思を押し通そうとせず、
控えめでまわりの意見を尊重できる方です。


感情線【図:①】も頭脳線【図:②】も標準的な長さで
緩やかにカーブを描く一般的な線です。
人並みに愛情を持ち、考え方に偏りもなくバランスの取れた優等生タイプ。
線に勢いがないので、若干消極的で自信がなさそうに見えます。
敢えて言えば、感情線が一番はっきりと表れているので、
情深く心の優しい温かい人でしょう。


運命線を【図:③】見てみると、
30歳過ぎまでは一本のはっきりした線が表れていますが、
その線は途切れ、別の線が数本生まれています。
おそらく、結婚するまでは自立してバリバリ働き、
結婚後、家庭に入りしばらく社会から離れることになりそうです。
晩年には再び運命線が表れるので、
子供の手が離れる頃からまた新たな生きがいを見つけることになりそうです。


薄く表れている気になる線を3つ紹介していきます。

1. 金星環(エロ線)【図:④】
途中で途切れてはいますが「金星環(エロ線)」が表れています。
この線を持つ人は感性が豊かで女性としての魅力に溢れる人。
独自のオーラを放ち、
美人でなくとも何故か注目されたり異性から人気があるタイプです。

2. ビアラシビア線【図:⑤】
「自由」を求める人に表れる線です。
心の奥深くでは「自由」になりたいと思っていたり、
人に立ち入られたくない領域を持っている人です。

3. 下降する結婚線【図:⑥】
結婚線は二本出ています。
一本は30歳を過ぎた頃、もう一本は40歳前後に表れています。
一本目は現在のご主人との結婚を示していると思いますが、
もう一本は一体何を表しているのでしょうか。。


この3つの線を合わせて考えていくと、
恐ろしい妄想が浮かんでしまいます。

私個人の妄想にすぎないということを前提にお話ししますが、
上記3つの線の融合は、
浮気や不倫などの「危険な恋」の恐れを示します。

もちろん現在そのようなこととは全く無縁であると思います。

ですが今後、結婚生活に不満が溜まってしまった時に、
自分の意思を表すのが苦手なタイプの人なので、
相手と向き合うことから逃げ、
漠然と「解放されたい」という気持ちが生まれてしまう危うさを持っています。

また、結婚線は恋愛や結婚ではなく出産や子供を表すことがあります。
下降する線は運気が落ちることを示すので、
難産であったり、子供との関係に苦労することになるかもしれません。

開運のポイントは意識的に主張をはっきり示していくことです。
また、趣味や仕事など家庭以外のところで「やりがい」を見つけておくと、
夫婦生活や家庭とのバランスが取れるかもしれません。


積極的に楽しみを見つけるよう努力してください。
自ら動くことで、人生は何倍も充実したものになるはずです!







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