2016年4月22日金曜日

障害線

今日は33歳・既婚男性・会社員のMさんの左手を見ていきます。


Mさんは現在スランプ期にあると思います。
「障害」を現す横線「障害線」【図:青い線】が目立ちます。
様々な悩みを抱えていたり、
将来に対して漠然とした不安があるかもしれません。

もし、今そのような状態でなくとも、
今後に備えて自己分析すべく、線を解き明かしていきましょう。


まずは、「感情線」【図:①】から。
感情線は直線的に伸びるはっきりとした線。
カーブを描かない感情線を持つ人は、
冷静で滅多なことでは感情に流されない人。
線は「土星丘」と「木星丘」の中間で止まり、
控えめで自制心が強い傾向にあることを示しています。
線がはっきり表れていて乱れがない人は、
人の意見に流されず、自分の意思を突き通す力がある人。
裏表がなく感情をストレートに表現します。


次に、頭脳線【図:②】。
頭脳線も直線的で「第二火星丘」に向かう線が伸びています。
「第二火星丘」に伸びる線は「現実」を表します。
理論的かつ合理的な頭脳を持つ人で、
仕事ができるタイプです。
理系と文系の両方の頭脳を併せ持ち、
バランス感覚に優れています。
また、頭脳線の起点が生命線から離れていることから、
考える前に行動する行動的で好奇心旺盛なタイプ。


特に目立っている線は「ビアラシビア線」【図:③】。
「自由を求める人」に表れる線です。
束縛されることが苦手で、
一人の時間を大切にするマイペースな人です。
「想像」を示す「月丘」を全て囲むように表れています。
自分だけの領域をかなり大きく持っているようです。
実際に窮屈な思いをしていたり、
解放されたいと願っている時にも表れることがあります。


「ビアラシビア線」と同じくらいはっきり表れている線は「金星環」【図:④】。
感性が豊かでセンスのいい人。
独特の魅力を放ち、異性から注目される人です。
この線が強く表れている人は「人気者」のことが多く、
異性同性問わず、まわりの人から好かれます。
タモリさんがこの線を二本持つのは有名な話です。



なんとなくスマートで「いい男」な印象ですが、
Mさん、一体どんな運命が待っているのでしょう。
「運命線」【図:赤い線】を中心に運命を探っていきましょう。

手首の真ん中から始まる運命線は30歳頃までまっすぐに上昇しますが、
やがて二股に分かれて止まってしまいます。
夢や理想を描いて続けてきたことが、
壁にぶち当たったり、方向を見失って終息していく暗示です。

それと同時に、新しいことが始まります。
それは「月丘」から伸びる「運命線」が示しており、
他人の支援や協力のもと
新たな人生を切り開いていくことになりそうです。
それは今までやってきたこととは全く畑違いのことかもしれませんし、
環境が180度変わってしまうこともあるかもしれません。

その道は55歳頃まで続く長い道となります。
時には迷いながらも、まわりの人に助けられて
開拓していくことでしょう。

晩年にはまた別の道が始まります。
本来自分がやりたいと願っていたことが
その頃にやっと取り掛かれるかもしれません。


最後にうっすらと表れる幸運の線を二つご紹介します。


一つ目は、「災い転じて好機となる運命線」を意味する「火星環」【図:⑤】です。
災いや混乱の中でチャンスを掴み、成功を手に入れる人に表れます。
ちょっと変わった線ですが、
どんなトラブルが起こったとしても、
この線を持っていれば無敵になれる気がしませんか。

二つ目は、その名の通り「開運」を意味する「開運線」【図:⑥】です。
生命線から上昇するように表れる「開運線」は
その出発点により「開運」の時期がわかります。
およそ55歳前後に訪れる暗示です。
それまでの苦労が認められたり、
思いもかけない幸運が舞い降りたり、
何かいいことが起こる予感です。

どんなに辛い時期があったとしても、
長くは続きません。
常に流動的に変化するのが人生です。

また、Mさんは若干「変形ますかけ線」【図:⑦】が出ていますから、
その傾向が強いかもしれません。
運気の波が激しい波乱の人生を送ることになるかもしれません。









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