2016年4月3日日曜日

太陽丘にスター

今日は30代前半・未婚女性・シングルマザーのMさんの左手を見ていきます。

Mさんの手は肉付きが良くふくよかな暖かい手です。
手の中央には二本の運命線がしっかりと伸びています【図:①】。
前回に引き続き二重運命線を持つ人です。
前回と共通しているのは、子育てをしながら働くママであること。
家事と仕事を同時にこなす主婦に多く見られる手相なのです。


Mさんがどんな人生を歩んできたのか、少し探っていきましょう。
運命を表す「運命線」を見ていきます。

運命線は手首の中央と「月丘」と呼ばれる場所から二本伸びています。
若いうちから、二つの仕事を並行して行っていたり、
家事と仕事、育児と仕事などの二つの役割を担ってきたでしょう。
人生の転機は25歳前後。
運命線に影響を与える影響線が流れ込んでいます【図:②】。
これは人生を変える人や物との出会いを意味します。
恋愛や結婚、子供や家族、大きな仕事や夢に巡り会うなど
重大な出来事があります。

その後、28歳頃には運命線に「障害線」が横切ります【図:③】。
これは「病気」「別れ」「失敗」「挫折」などのトラブルを示しています。
「障害線」は30歳以降も2本表れています【図:④】。
波乱の人生であることは言うまでもないでしょう。

この「障害線」が横切る運命線は
おそらく母としての人生を示すものでしょう。
模範とは少しずれた母親像かもしれませんが、
Mさんなりに必死に努力してきたことが線に表れています。

その線とは別の運命線が、
今後、ぐぐっと伸びていきます。

この運命線が示すものは「仕事」かもしれませんし、
願い続けた「夢」かもしれません。
もしくは何か打ち込んでいる「趣味」や「活動」かもしれません。

子育てが終わる頃までは、
二本の運命線が伸びていますが、
それ以降は後者の運命線だけが残ります。

晩年は子育てから開放され、
それまで続けてきたことが評価されたり、
充実した日々を送ることになるでしょう。


Mさんは本来、豊かな想像力を持った人です。
「想像」を表す「月丘」に向かって、
頭脳線が手首に届くほど長く伸びているのです【図:⑤】。
独自の世界観を持っており、
ひときわ長い頭脳線は、もはや妄想レベル。
頭の中に別の世界が存在するかもしれません 笑。
クリエイティブな才能を発揮する方にも多く表れる線です。

また、「第二火星丘」と「水星丘」に伸びる支線もあり、
現実的に物事を考える堅実な面や、
物質主義的な面も持ち合わせています。

多くの可能性を秘めた才能あふれる人です。

「マネジメント線」【図:⑥】もあり、
人を育てたり、指導する力もあります。
この線も母業に従事する人に多く見られる線です。


もっとも目を奪うのは「太陽丘」にキラリと輝く、
太陽線のスター(星紋)の存在【図:⑦】。
「太陽丘」は「人気」「名声」「金運」を表す場所です。
スターは「突然の幸運」の訪れを表すマークなので、
才能や能力が世間で認められたり、
人からの支持を得ることを暗示しています。
「突然の幸運」というところがポイントで、
思いもよらない形で、福が舞い降りて来るのです。
予想外の昇進や昇給、素敵な人との出会い、夢が叶う、
玉の輿に乗るなんてこともあるかもしれません。



近く、なにかいいことが起こるはずです!!!





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