今日は35歳・未婚女性・会社員のAさんの左手を見ていきます。
Aさんの手相は基本三線がすべて標準的で、
いい意味で一般的なタイプ。
「第二火星丘」に向かう頭脳線【図:①】が示すのは
どちらかというと現実的で偏りがなくバランス感覚に優れた常識人。
理数系の頭を持つ人が多く、数字に強かったり、
筋道を立てて物事を考えることが得意です。
堅実な人生を歩む人が多いでしょう。
また、水星丘に向かう支線が表れています。
水星丘は「商才」や「コミニケーション」を示す場所です。
物質主義的な面が強調され、
損得勘定で物事を考え始めているかもしれません。
実際に、お金を稼がなければならない状況にある場合にも
この線が伸びることがあります。
感情線は木星丘へ向かって
緩やかにカーブを描いて上昇しています【図:②】。
情熱を持ちつつ冷静に物事を考えることができる人です。
頭脳線と同様に、バランスがいいタイプです。
また、先端は二股に分かれています。
この線を持つ人は愛情深く、
誰に対しても心遣いを忘れません。
物腰が柔らかく、まわりの人からも好かれる存在です。
また、リーダー線【図:③】が表れているので統率力があります。
人の上に立って集団をまとめたり、
引っ張っていく能力に優れています。
姉御肌であったり、責任感の強い人でしょう。
「先生」と呼ばれる人や、良き上司になれるタイプです。
運命線を見ていきましょう【図:④(赤線)】。
良くも悪くも身内からの影響が強いです。
運命線の始まりが「身内」を示す「金星丘」から伸びています。
ただ、線はすぐに切り替わり、
手首の真ん中からしっかりと上昇していきます。
その線からは独立心が強く、
自分の力で生きていく意志をはっきりと感じます。
30歳を過ぎた頃に線が切り替わります。
仕事やプライベートな出来事で
人生が大きく変わる時期です。
新たな線はそのまま55歳頃までは順調に伸びていきます。
ただ、そこからが問題です。
晩年にハッキリとした運命線がなく、
中指の下「土星丘」と呼ばれる場所に
格子状の「グリル」という線が表れています【図:⑤】。
「土星丘」は「孤独」「堅実」「勤勉」などを表す丘です。
「土星丘」が発達している人は「努力家」と言えます。
「グリル」は幾つかの例外を除き、
その場所の意味を不安定にする線です。
つまりこの場合、「努力が続かない人」を意味します。
忍耐力や集中力がなかったり、
いろいろなものに手を出して中途半端に終わってしまう人です。
不注意や不慮の事故に遭う暗示という可能性もあります。
「太陽丘」と「水星丘」に細い複数の線も出ています。
この線も気が多く、散漫な人を表します。
どうやら、気持ちが集中できていない状態のようです【図:⑥】。
そのせいで、トラブルを招きかねません。
自分にとって必要なものを選別し、
もっとも大事なものだけに集中するよう心がけてください。
一つのことを粘り強く取り組むことで運気はアップするでしょう。
40歳頃に長い結婚線も表れています【図:⑦(緑線)】。
途中「障害」を示す「島」マークもありますが、
その先も伸びているので、
近く「障害」を乗り越え、
添い遂げるパートナーが表れるはずです!
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