2016年7月22日金曜日

経済的な不安

今日は36歳・未婚女性・販売員のWさんの左手を見ていきます。

Wさんの夢は将来独立してお店を持つこと。
そのための資金など経済的な不安があるようです。

Wさんの今後の運命を探りつつ、
お悩みについてお答えしていきたいと思います。

まずWさんの本質について探っていきましょう。
ますかけ線【図:①】とその上を通る二重感情線【図:②】を持っています。
ますかけ線を持つ人は自我が強く、頑固な一面を持っています。
運を引き寄せる力も強いですが、
それを決して離さない強い意志があるのです。
二重感情線を持つ人はバイタリティがあり、
どんな困難が起きても希望を失わず前進する忍耐力を持っています。
二重感情線を持つ女性は社会に出て仕事をする傾向が強く、
結婚したとしても仕事を続ける人が多いようです。

Wさんは芯の通った女性ですが、ややメンタルが弱い部分があります。
か細い複数の健康線【図:③】が表れています。
このような線を持つ人は、くよくよと悩みやすく心配性です。
頭脳線はごく短いですから、深い思考を持つ人ではなく、
どうしようもない悩みや不安をぐるぐると考えて、
結局答えが出ないままに心だけがすり減っていきます。
精神的に不安定になりやすいタイプです。

せっかくますかけ線や二重感情線が表れているのに、
うまく発揮できていないと思うのは、
この心配性が一番の原因かと思います。

運命線【図:赤い線】を見ていきましょう。
運命線は手首中央から上っていますが、
30歳を過ぎた頃に二股に分かれ、その後、線が薄くなっています。
今まさに迷いの中にいるかもしれません。
一度、全てが完成されたかのように見える運命が
その瞬間、道を見失うような暗示です。

光が射すのは40歳を過ぎたあたりです。
他人を示す月丘から新たな運命線が伸びています。
それが色濃くなるのが40歳頃。
人からの支持を集めたり、強力な支援者が現れる時期です。
月丘から伸びる運命線を持つ人は、
人気の星を持っていますから、商売に向いています。

頭脳線【図:④】をよく見てみると、
一見中指の真下あたりで止まっているようですが、
実は水星丘方面に向かってうっすらと伸びています。
これは、Wさんの経済的な安定を求める志向が表れています。
現在のなによりの関心事が商才や財運に向かっていることを示しています。
今まで以上に金欲が増し、それに向かって突き進む事になりそうです。
この線を持つ人はその執念で実際に大金を得る事ができます。

ただ、散財線という浪費家に現れる水星線【図:⑤】も出ていますから、
お金の使い方には十分注意してください。
投資のために余計な出費がかさんだり、
無計画なお金の使い方をするとたちまち事態は悪化します。

また、お金のことに捉われすぎて、
他のことが目に入らなくなるのは危険です。
人生にはお金に変えられない尊いものがあります。
それはやはり家族、友人、恋人など
人との繋がりではないかと思うのですが、
そこをおざなりにすると大金を得たとしても幸福は得られません。

二本の結婚線【図:⑥】を持っていますから、
少なくとも二度の出会いに恵まれるはずです。
その時期は20歳後半と40歳頃です。
パートナーに出会うことで心の余裕が生まれ、
より自分のやりたいことに打ち込めるようになるかもしれません。
また、経済的な安定も図れるようになるでしょう。



自分を信じて楽観的な視点を持つこと。
プライベートな時間を大切にして出会いのチャンスを逃さないこと。

私からのアドバイスは以上2点です。
是非参考にしていただけると幸いです。





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