覇王線を持つ手相

今日は34歳・既婚男性・デザイナーのKさんの左手を見ていきます。

Kさんは独立していお仕事をされているそうで、
将来について不安があるということです。
仕事運を中心に今後の運命を見ていきましょう。

パッと手を見させてもらって、一目瞭然。
結論から申し上げると、心配無用です！
とてもいい手相を持っています。

注目すべき線をいくつかご紹介していきましょう。

1. 覇王線【図：赤い線】

運命線、太陽線、水星線の三線が一つに結ばれる覇王線が表れています。
この線は手相家の間では言わずと知れた幸運の線です。
運命、名声、財力を全て手に入れることを意味し、この線を持つ人は確実に成功します。
運が強いのはもちろん、本人の努力と実行力が運を引き寄せます。
社長や著名人、実力者によく見られる線です。

Kさんは基本三線よりもこの覇王線が強く表れていますので、
なにも恐れることはないでしょう。

2. 月丘から上る運命線【図：①】

他人を表す月丘から伸びる運命線が表れています。
生まれながらに引き立てを受ける運命を持っています。
可愛がられたり、支持を集めたり、援助を受けるなど人に恵まれる人です。
困ったことが起きても不思議と救いの手が差し伸べられます。

3. 努力運命線【図：②】

生命線から伸びる運命線を努力運命線と呼びます。
Kさんはこの線を二本持っています。
先に述べたように、他人から引き立てを受けることが多いですが、
それに甘んじず自ら努力することも忘れません。
能動的に自分ができることを見つけて、それを最大限に伸ばしていく人です。

注目して欲しいのは、その線が二本あるということ。
二つの分野、二本の柱で大成していくでしょう。
ただ、片方の努力運命線は途中に島紋が表れています。
島紋は障害を意味します。
二つのうち一つの仕事が40歳〜55歳の間、
何かと苦労が多く立ち行かなくなるかもしれません。
40歳頃、欲を出して手を広げたことが、
自分の首を絞めることになりかねません。
しかし、その時はもう一つの仕事がなんとかその分を補ってくれます。
55歳以降は再び二つの努力運命線が力強く伸びていますので、
仕事が再生したり、形を変えてまるく収まるはずです。
結果的にどちらもチャンレンジしてよかったと思える日が訪れるでしょう。

4. 火星環【図：③】

第一火星環から土星丘に向かってカーブを描いて伸びる火星環が出ています。
この線は災いの中から幸福を掴むと言われる線です。
もうだめだと思った時にこそ底力を発揮できる人です。
自分でも驚くような不屈の魂が生まれ、現状を一変することができます。


決して一筋縄ではいかないかもしれませんが、
どんな時も情熱を持って仕事に邁進する方です。
もともと強運を持っていますし、結果的にうまくいく運命です。


最後にプライベートについて、一つ注意すべき線があります。
結婚線【図：④】が二股に割れています。
これは離婚や別れを暗示する線です。
別れに至らなくとも、不満の多い結婚生活であったり、
単身赴任で物理的に離れて暮らしている場合にも表れることがあります。
仕事に没頭しすぎて、家族をほったらかしにしないように。
忙しい中でも家族との時間を持つように心がけてください。