2016年8月19日金曜日

土星環×ソロモンの環×陰徳線

今日は22歳・未婚男性・大学生のAさんの左手を見ていきます。

Aさんの手相は薄く、細かい皺が多いです。
皺が多い人ほど神経が細やかで繊細です。
まだ20代前半の学生らしい、
ナイーブさとたくさんの可能性を秘めた手です。

Aさんの性格と運命について二つの章に分けてお話ししたいと思います。


第1章  性格 :クールな現実派

感情線【図:①】、頭脳線【図:②】共に直線的な線が現れています。
直線的な感情線を持つ人は、理性的でクールなタイプ。
感情的になることは滅多になく、落ち着いた印象を与えます。
土星丘の真下あたりで線は止まっていますから、
やや利己的な面があるかもしれません。

特に恋愛関係では自分本位の感情で相手を振り回すことが多いタイプ。
金星環【図:③】を持つ人ですから、独自のオーラで人を惹きつけます。
異性から注目を集めるモテるタイプです。
女泣かせの色男の相です。

直線的に伸びる頭脳線は現実的でバランス感覚に優れた常識人を意味します。
適応力があり、どんな環境にも対応できます。
また、頭脳線から水星丘に伸びる支線が現れています。
水星丘は「財運」や「商才」を示す場所です。
自分の努力や才能で財運を掴む人に現れます。
物質主義的な傾向が強くなってきているかもしれません。
これから社会に出る人ですから、経済観念を持つことは
将来を考える上でとても重要な事柄だと思いますが、
あまり打算的になりすぎないように。

その他にうっすら現れている線が幾つかあるのでご紹介しましょう。

一つ目は、二重感情線【図:④】。
この線を持つ人は、バイタリティがあり意欲的に物事に取り組みます。
情熱的で高い理想を掲げて、たゆまぬ努力を重ねます。
たとえ困難な状況に陥ったとしても、
這い上がる強い精神力を持ち、いくつもの壁を乗り超えてきます。

二つ目は、土星環【図:⑤】。
滅多にお目にかからない珍しい線です。
この線を持つ人は、こだわりが強いタイプ。
一つのことを追求したり、とことん研究するオタク気質。
ある分野を極めて一流になるかもしれません。
ただ、孤独になりやすいので、
あまり自分の殻に閉じこもらないように心がけてください。

三つ目は、ソロモンの環【図:⑥】。
これも大変珍しい線ですね。
ソロモンの環が現れる木星丘は「権威」を示す場所ですから、
社会的地位や権力を掴み取ることを暗示します。
リーダーシップに優れ、深い洞察力を持ったカリスマ性のある人です。
目標を達成するために積極的に実力を身につけるタイプ。


なんだか、野心的で意欲に燃えた若者!というイメージです。
キラキラしていて、羨ましいです!

それでは、そんなAさんの未来をちょっと覗いてみましょう。


第2章  運命:まわりの人に愛される

運命線【図:赤い線】は他人を表す月丘から伸びています。
このような運命線を持つ人は、多くの人の支持を得たり、
周りの人の引き立てを受ける運命を持っています。
人に恵まれる星のもとに生まれていますので、
人気商売に向いています。
自分一人の力では到達できないような場所へ、
他人の力を借りて上りつめていきます。
また、何か困ったことが起きても不思議と救いの手が差し伸べられます。

陰徳線【図:⑦】が現れています。
この線を持つ人は、人の陰で善行を行う人格者。
見返りを求めずに、自分の良心に従って行動します。
また、根拠のない自信に溢れていたり、ポジティブなパワーを持っています。
別名:カリスマ線とも呼ばれる線であり、
誰もが真似できないような、唯一無二の魅力を持っていますから、
多くの人の心を掴み、絶大な人気を集めます。

大衆から慕われるタイプですが、
第1章でお話ししたように恋愛運も強い人ですから、
異性との出会いのチャンスにも恵まれます。
結婚線【図:⑧】が多数現れていますので、数多くの恋愛を経験するでしょう。
ただ、出会いのチャンスが多すぎて、
なかなか一人の人に絞ることができないかもしれません。
婚期が遅れそうな気配です。
安定した結婚生活を手に入れられるのは、40歳近くになるかもしれません。

仕事についても、同様です。
40歳頃まで運命線が二本現れています。
その時期までは二つの分野や肩書きで忙しない毎日が続くでしょう。
自分の実力を高めるための修行のような期間になるかもしれません。

結果を残したり、経験の成果が現れ始めるのは40歳以降になるでしょう。
生命線に40歳頃、開運線【図:⑨】が現れています。
開運線はそれまでの努力が報われたり、思いがけない幸運が訪れることを示します。
なかなか報われず辛い時期が続くかもしれませんが、
焦らず、気長に取り組みましょう。

おそらく大きな野望を持つ人なので、そう簡単に叶う夢ではないはずです。
一生を賭けて、自分の城を築いてくださいね。






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