2016年8月9日火曜日

KY線×直線的な感情線

今日は39歳・既婚女性・主婦のMさんの左手を見ていきます。

Mさんは様々な矛盾を抱えた人です。
人に嫌われやすいという悩みを持っているということなので、
Mさんの本質を探りながら、
悩みの解決策を考えていきましょう。

大きく分けると二つの矛盾点があります。

一つは行動力があるのに、うまく感情を表現できないこと、
もう一つは、奔放なのに人の目を気にしていることです。

前者は、頭脳線【図:①】と感情線【図:②】から読み解けます。
頭脳線は生命線の起点と交わらない、KY線。
KY線=空気が読めない人を表します。
場の空気を読まずに、思いついたままに行動するタイプです。
考える前に動いてしまう人で、
まわりの人がビックリするような大胆な行動に出ることもあります。
ただ、その割に感情線は直線的ですから、
意外と冷静でクールに物事を見つめています。
例えば、一目惚れして突っ走ったわりに、
冷静になってみたら違った!というようなお騒がせなタイプ。
また、直線的な感情線を持つ人は愛情表現が苦手で、
あまのじゃくになりやすいです。

後者はビアラシビア線【図:③】と
金星丘の障害線【図:④】から解き明かしましょう。
ビアラシビア線は「自由」を愛する気ままな人を表します。
束縛されることが嫌いなマイペースな人です。
協調性がないわけではないのですが、団結力に欠けるところがあります。
個人で動いた方がのびのびできるタイプです。
しかし、その割に人の目を人一倍気にします。
グリルが現れている金星丘は愛情を示す場所です。
ここに現れる障害線は精神的なストレスを意味します。
神経が細やかで、些細なことにも気をとられてしまう人です。

人に嫌われやすいと感じるのも、
案外この「気にしすぎ」が原因かもしれません。
とても繊細な心を持っているので、傷つきやすいのですが、
まわりからはそれが見えにくいのです。
明るく積極的でマイペースな人だと思われている可能性が高いです。
見た目とのギャップがある人なので、誤解を生みやすいのです。

金星環【図:⑤】を持つ人ですから、女性としての魅力に溢れ、
異性からはモテる人だと思います。
この線を持つ人は自身も恋愛体質の人が多いです。
それを裏付けるように、複数の恋愛線【図:青い線】が出ていますから、
情熱的で数多くの恋を経験してるのではないでしょうか。
ビアラシビア線を持つ人は性に対しても奔放な傾向がありますから、
もし、異性から好かれないということであれば、
これも原因の一つかもしれません。
モテる女性は異性から嫌われる傾向がありますからね 笑。

掌線も手のシワも少なく、運命線がはっきり現れていますから、
さっぱりしていて男勝りなタイプの女性です。
自分の力で生きていく覚悟と責任、自立した精神を持っています。

心無い態度で接してくる人や、
なんとなく気が合わない人と無理に付き合う必要はありません。
しかし、自分のことを慕ってくれる人や、
本当に思ってくれている人には素直な態度で接することが重要です。
理性が働いて恥ずかしいと思うことや
相手のことを気遣い過ぎて「ここまで言っていいのかな?」ということも
ストレート且つ丁寧に伝えれば、意外と受け入れられるものです。

最後に今後の人生で注意してほしい時期をお伝えします。
55歳を過ぎた頃、健康に気をつけてください。
生命線【図:⑥】、運命線【図:赤い線】ともにその時期に切り替わりがあり、
線が弱くなっています。
精神的または肉体的なパワーが落ち込む時期です。
数年すると再び力強い線が現れますから、
生命の危機というわけではありません。
試練の時だと考えて、新たな希望を見つけてください。






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