今日は35歳・未婚女性・美術作家のMさんの右手を見ていきます。
Mさんの左手の鑑定は下記URLをご参照ください。
http://tewoyomu.blogspot.jp/2016/03/blog-post_27.html?m=0
左手では恋愛運を中心に見ましたが、
今回は性格と運命に焦点を当てて見ていきましょう。
まずは感情線【図:①】から。
左手と同じくやや鎖状で直線的に伸び、先端が生命線の起点に流れ込んでいます。
生命線の起点に流れ込む感情線を盲目線と呼んでいます。
普段はクールで冷静な人なのに、情に流されて感情に支配されてしまったり、
愛情の深さゆえに情念が強く出ることがあります。
純粋でお人好しの騙されやすいタイプ。
ただ、手の皺は少なくツルンとしたさっぱりした手相です。
細かいことには捉われず、楽天的でカラッとした人です。
たとえ、他人に騙されたとしても、
いつまでもくよくよ悩まず前を見れる人、
もしくは、騙されたことにも気づいてないかもしれません 笑。
後天的な気質の方がやや大雑把でタフな印象です。
右手には二重感情線【図:②】も生まれています。
二重生命線はバイタリティのある人に現れます。
意欲的で常に前向き、七転び八起きの精神を持つチャレンジャーです。
自分から積極的に動いていく人で、
社交面にも優れ多くの人脈に恵まれます。
この線がある人の周りには人が集まってくるイメージです。
左手にもある金星環【図:③】が出ていますから、
人を惹きつけるオーラ、性的な魅力のある人です。
さらに、土星丘【図:④】と太陽丘【図:⑤】に細い複数の縦線が現れています。
この線も意欲的なことを示す線です。
土星丘は「孤独」「追究」「勤勉」などを表す場所ですから、
何かに打ち込んでいたり、物事を深く追究したり、
研究や勉学に励んでいる状態を意味します。
太陽丘は「人気」「名声」「財運」などを表す場所ですから、
それらを得るために四苦八苦していたり、
欲が深くなっている状態を示します。
いい家に住みたいから頑張る!とか、
褒められたいから仕事する!とか、
何らかの利益を得るために生まれる力を意味します。
ただただ勉強することが楽しいという気持ちと、
それが結果として返ってきてほしいという気持ちがないまぜになって
Mさんを突き動かしているでしょう。
しかし、線が細く多数現れているので、
少し気持ちが散漫になっていたり、一つのことに絞りきれていません。
どれも中途半端にならないように注意しましょう。
左手にはなく、右手に現れ始めている線があります。
頭脳線【図:⑥】は月丘方面に伸びていますが、その上にもう一本支線が伸びています。
この線は時々、作家線と呼ばれます。
小説家やコピーライターなど物書きに多く現れる線です。
想像力がありつつ実現する力にも優れていたり、
主観と客観を同時に持っていたり、
二つの目線から物事を見れるという特徴があります。
作家に限らず、表現者には強い味方となる線ではないでしょうか。
最後に運命線【図:赤い線】を見ていきましょう。
若干左右異なっていますので、
右手に現れている運命をお伝えしますね。
左手同様、右手の運命線も他人を示す月丘から始まっていますので、
人からの恩恵を受けたり、協力を得て人生を切り開いていく人です。
30歳頃までは順調に進みますが、30歳から35歳の間はスランプ期。
運命線が大きく島紋になっています。
島紋は障害を表すマークです。
困難な出来事が起きたり、運気が停滞する時期です。
35歳からは停滞期を抜けて、突然忙しい日々が訪れそうな予感です。
運命線が二重に現れていますから、
二つの役割を持って、どちらも同じくらいの情熱を注いで
精力的に活躍することになりそうです。
そしてまた突然、50歳頃に引退することになるでしょう。
人と比べると短い期間に凝縮して、
ぎゅっと濃い人生を送るような予感です。
短命ということではなく、
自分がやりがいを持って活動する期間はごく僅か。
と言っても、15年位はありますが。
その後は趣味に生きたり、人のために裏方となって活動していくかもしれません。
この先15年が正念場。
人生の華となる時期です。
ぜひ大輪を咲かせてくださいね。
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