2016年9月30日金曜日

頭脳線から上向きの支線




今日は56歳・未婚男性・ガラス作家のKさんの左手を見ていきます。

Kさんの手はふっくらしていて、
水分をたっぷり含んだような「水の手」です。
「水の手」を持つ人は豊かな感性に恵まれ、
明るく社交的でサービス精神旺盛なタイプ。
愛情を示す金星丘が発達していますから、
愛情溢れる気配り上手な人です。
掌のシワも少ないので、細かいことには捉われない
大雑把で陽気な太陽のような人です。

上記の特質がKさんの全てを物語っていると言っても過言ではありません。
他にもポジティブな良線が幾つか現れていますから、
ご紹介していきましょう。

1. 三股に分かれる感情線【図:①】

感情線の先端が三股に分かれています。
これはいわゆる「あげまん線」と呼ばれる線です。
明るく前向きな精神を持っていて、人に対しても優しく、
ポジティブなオーラでまわりの人をアゲる人です。
Kさんがいるだけで、その場の空気が明るくなったり、
人をやる気にさせる才能があります。
人付き合いもよく、友人や仲間に恵まれます。

2. 頭脳線から上向きに伸びる支線【図:②】

頭脳線から伸びる上向きの支線がいくつか現れています。
この線を持つ人はどんな時も前向きで笑顔を絶やさない人。
「なんとかなるさ」という楽天的な思考が強く、
それが運を引き寄せ成功を掴みます。
また、時代の先を読める相とも言われ、
先々を読む力に長けています。
時代の空気を汲み取り、新たなものを生み出す能力があります。
ものづくりをしているKさんには欠かせない線です。

3.張り出しの強い生命線【図:③】

とても張り出しの強い力強い生命線が現れています。
生命線は張り出しが強いほど、健康的で体力があることを意味します。
体力はもちろん、気力や情熱も旺盛で活力に溢れた人です。
性格は外交的で、積極的に外に飛び出していく人です。

4.リーダー線【図:④】

この線はやや薄いですが、生まれ始めています。
木星丘に斜めに伸びる線をリーダー線と呼びます。
この線を持つ人は人をまとめることが得意で、
リーダーシップを発揮したり、
人を指導したり、教育する才能があります。
自身では気づいていないかもしれませんが、
教える立場にも向いている人です。


これらのことから、生命力の強い活動的で明るい人柄が伺えます。

運命線【図:赤い線】も手首の中央からまっすぐに上昇し、くっきりと刻まれています。
自分のやりたいことに注力できる人で、
自分の意志を貫いたり、神から与えられた使命を全うします。

しかし、ここで少し気になる点があります。
運命線は感情線で止まっているのです。
感情線で止まる運命線は人間関係や愛情の縺れで
運命が立ち行かなくなることを示します。
性格の不一致や愛情のトラブルで結婚生活が上手くいかなかったり、
信じていた人に裏切られる、長年貢献してきた会社から首を切られるなど、
精神的なショックを抱えることを暗示します。

この運命線の先に新たな運命線が生まれると、
その問題を乗り越えて運命を再び切り開いていけます。
うっすらと新たな運命線が現れ始めているようにも見えますので、
もし、心当たりがあれば、
持ち前の前向きな精神でこれからの未来を思い描いてください。

最後にもう一つ。俵紋【図:⑤】と散財線が出ています。
俵紋は第一関節と第二関節に現れる縦線。
俵はお米を表し、「一生食うのに困らない」相です。

しかし、散財線【図:⑥】も出ています。
「お金」を示す水星丘に細かな線が複数現れると散財線となります。
この線を持つ人はお金の使い方が荒い人です。
決して、財運に恵まれない人ではないのですが、
とにかく見境なく投資したり、無計画にお金を使うタイプ。
お金がせっかく入ってきても、泡のように消えてしまします。
経済観念をしっかり持ちましょう。



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