ますかけ線

今日は38歳・未婚女性・お花屋さんのSさんの左手を見ていきます。

特に結婚運を見て欲しいということですので、

結婚運を軸に全体的に鑑定していきましょう。

Sさんの手相は掌線が鋭く刻まれ、はっきりしています。

加えて、手を横切るますかけ線も持っていますので、

運も個性も強い「強烈」な印象の手です。

まずはそれぞれの線から性格について詳しく見ていきます。

1.ますかけ線【図：①】

ますかけ線は我が強く、掴んだ運は決して離さない強運の持ち主を意味します。

意志がはっきりしていて、他人の意見に耳を貸さない強情な面があります。

負けん気で成功を掴む人ですが、落ち込みも激しく波乱の人生になりやすいタイプ。

2.運命線【図：赤い線】

手首中央から土星丘まで長くはっきりと伸びる運命線があります。

これは「天下筋」と呼ばれる理想的な運命線の形です。

生涯を通して幸運に恵まれ、自分のやりたいことができる人。

ただ、この線を持つ女性は社会で活躍しますが、

結婚に恵まれにくいという傾向があります。

3.食い違う頭脳線【図：②】

頭脳線は途中で途切れて、新たな線が食い違うように生まれています。

このような頭脳線を持つ人は、頭がキレるタイプ。

特に決断力は抜群でテキパキと仕事をこなします。

ただ、自信過剰になりやすく傲慢な態度を取りがちなので、

人から敬遠されることがあるかもしれません。

4.第二火星丘のホクロ【図：③】

「闘争心」を表す第二火星丘にホクロがあります。

ここに現れるホクロやシミは「闘争心」が悪い意味で現れます。

積極性が強く出すぎて攻撃的な態度をとったり、

他人と衝突しやすい傾向があります。

これらのことから、エネルギッシュで頭のいい仕事のできる人ですが、

時にそのことが人間関係に悪影響を及ぼしたり、

結婚を遠ざけてしまっているかもしれません。

では、結婚運について見ていきましょう。

結婚線【図：④】は3本現れています。

時期的には20代後半・30歳前後・40歳過ぎです。

30歳頃には恋愛線も出ていますが、

この時の結婚線には障害線が多数横切っています。

結婚を阻む様々な不運に見舞われる暗示です。

チャンスがあるのは40歳過ぎです。

この時の結婚線はくっきりと長く伸びる良線です。

運命の出会いが待っています。

42歳頃から生命線【図：⑤】が大きく二股に分かれていますから、

結婚を機に引越しをしたり、環境が大きく変わるかもしれません。

また、家族を得ることによって生活に潤いが増したり、

意欲が湧いてきて、ますます精力的に活動することになりそうです。

その他にもたくさんの良い線を持っているのですが、

一番目立っている線は太陽線【図：⑥】。

深く刻まれた力強い太陽線は30歳頃から生涯を通して

世間からの支持を集め、財運に恵まれ、繁栄を約束する最高の幸運線です。

仕事や商売は何をやってもうまくいく人です。

ただ、財力を示す財運線【図：⑦】は弱め。

おそらく、お金のために仕事をしているわけではなく、

やりたいことをやっているだけ、

という夢のために働いている人ではないかと思います。

それゆえに楽しく仕事ができますし、

まわりからの支持も集めやすく、結果的にお金がついてきます。

是非、結婚後もやりたいことをやり続けて

仕事もプライベートも充実させてください。