2016年10月30日日曜日

頭脳線と生命線の重なりが長い



今日は54歳・既婚女性・自営業のHさんの左手を見ていきます。

Hさんの手相は控えめで線の細い女性を連想させます。
手全体が白くて薄い華奢な手。
このような手を持つ人は内向的で繊細、
積極性が乏しく、人付き合いも苦手なタイプです。

その他、特徴的な掌線をご紹介していきましょう。

⑴頭脳線と生命線の重なりが長い【図:①】

頭脳線と生命線の重なりが長くなればなるほど、
慎重で冷静な傾向が強くなります。
Hさんは頭脳線と生命線の重なりが非常に長いです。
極めて慎重で石橋を叩いて渡るようなタイプ。
何事もよく考え、検討を重ねてから実行に移す人です。
細いことによく気がつくのでミスが少ないですが、
慎重になりすぎてチャンスを逃すことも少なくありません。

⑵短い感情線【図:②】

感情線は木星丘に届かずに止まっています。
このような感情線はクールで理性的な性格を表します。
なかなか感情的になれないところがあり、
心が動いたとしても理性が働いて躊躇してしまったり、
自分の感情を隠してまで人に合わせてしまうことがあります。

⑶金星丘の障害線【図:③】

愛情を示す金星丘に障害線が見られます。
これは繊細な気質、特に人に対しての気の使い方を示すものです。
思いやりに溢れ、細やかな気遣いができる人ですが、
それが行き過ぎて精神的なストレスを抱えやすいタイプ。
まわりからどう思われているかを常に意識しています。
ポジティブな精神を持つことで、
この線は「深い愛情」に変わりますから、
前向きな気持ちを忘れないでください。

⑷直感線【図:④】

直感線らしき線が現れています。
この線は勘が鋭く、また霊感を持つ人に多く現れます。
霊感がなくとも、鋭い感覚を持っていて、
他の人が気付かないようなことを気にしたり、
人の心を読む能力に長けています。
それゆえに多感で繊細になりやすいのかもしれません。


線の細さが見えたでしょうか。。

それでは運命について見ていきましょう。

運命線【図:赤い線】は他人を示す「月丘」から上っています。
このような運命線を持つ人は、人に恵まれます。
他人の力を得て、運命を切り開く人です。
なにかと人からの協力や助けを受けやすく、
困ったことがあったとしても、不思議と救いの手が差し伸べられます。

35歳前後に運命線に島紋が現れています。
島紋は障害を示すマーク。
災いや困難な出来事に遭遇したり、
なんとなく迷いの中で過ごす時期になるかもしれません。

40歳頃からは霧が晴れて、再び自分の目指すべき道を
確かに前進することができます。

生命線【図:⑤】を見てみると、始まりに副生命線が現れています。
二重生命線は二倍の生命力を示します。
若いうちは、体力・気力に恵まれ健康的に過ごすことができます。

やはり40歳頃、生命線から支線【図:⑥】が生まれていますので、
再出発の時期です。

気をつけてほしいのは50代後半。
その時期に生命線が急に薄くなっています。
体調を崩したり、ガクッと体力が落ちるかもしれません。
日頃から心と体のケアを心がけましょう。



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