2016年3月1日火曜日

KY線

今日はまず、このブログについての補足から。
手相鑑定は通常、両手を見て、左右見比べながら判断していくことが多いです。
このブログでは先天的な意味を表す「左手」のみを見ています。
これは、生まれつき持った本来の自分を知り、
これからの未来に役立ててほしいと思っているからです。
手相は日々変化するものであり、後天的な運命を表す「右手」はより変化が激しいです。
左手の情報をもとに、ご自身で右手も見ていただけたら幸いです。



それでは本日の相談者。30代前半・既婚女性・会社員のEさんの左手見ていきます。

なんといっても、最初に目に飛び込んでくる線は
生命線と頭脳線の始まりが重ならない「KY線」と呼ばれる頭脳線です(図:①)。
この線を持つ人はじっとしていることが苦手で、
頭で考えるよりも先に動いてしまう行動派。
失敗しながらも、実際の経験を通して多くを学び成長するタイプです。
時にはまわりの人がびっくりするような大胆な行動に出ることも。
好奇心旺盛で新しい環境にもすぐ適応できる柔軟性を持っています。

旅先で幸運に恵まれるという「旅行線」(図:②)も出ているので、
狭い世界に閉じこもらず、
海外旅行に行ったり、生まれ育ったところから遠く離れた場所で生活するなど、
様々な価値観が飛び交う広い世界で生きていく方がのびのびできそうです。

生命線から水星丘まで伸びる「起業線」は商才のある人に出る線(図:③)。
自分自身の努力によって財を得る人です。
専業主婦よりキャリアウーマンタイプ。
まだ線は薄く弱々しいですが、
自身の能力や才能を自覚し、それを伸ばすことができれば、
線ははっきりと刻まれ、自然と結果がついてくるでしょう。


ちょっと心配なのは、「金星帯」※2 別名エロ線が途切れていること(図:④)。
この線がある人は美的センスに優れ、感性豊かで魅力的な人。
異性にモテる人です。
ただ、途切れ途切れの場合は異性問題でトラブルを起こしやすいという意味を持ちます。
目移りしやすい人であったり、情に流されやすい人。
Eさんの場合、この線が複数出ているので、特に注意が必要です。

また、感情線が途中で切れていたり、隙間がある相は愛の破綻を示します(図:⑤)。
破局や離婚を表す相です。
この線を持つ人は恋愛体質の人が多く、恋愛にのめり込みすぎて、
危険な男性やいわゆるダメンズに惹かれてしまう傾向にあります。


他人を表す月丘から伸びる運命線を持っており、「見方」は多い方です(図:⑥)。
友人や仕事上のパートナーなどまわりの人に助けられて、人生を歩んでいくでしょう。
今はちょうど「障害」を表す「島」の途中にいます。
この時期はトラブルや不幸に見舞われ苦労することになるかもしれません。
35歳以降にこの状態から抜け出るはずです。
その後、一旦落ち着き、50代半ば頃からまた不安定になります。
今までとは違う立場になったり、役割が増えて忙しくなりそうです。
手探りで試行錯誤することになりそうです。


はじめにお話したようにEさんは「KY線」のある方です。
きっちりプランを立てたり、決められたルールに従って行動するというより、
流動的な中で生きていく方が本領を発揮できます。
「今を生きる」方なのです。
波乱の人生になることは覚悟しておきましょう。



※1・2 手相占い師・島田秀平さんが名付け親






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