2016年7月16日土曜日

感覚の手相

今日は32歳・未婚女性・工芸作家のEさんの左手を見ていきます。

Eさんは手指の細長い「火の手」を持つ人です。
このような手形の人は豊かな感性を持ち、
芸術を愛し情緒的なものに魅かれる傾向があります。
社会的地位や名誉を求めるよりも、
精神的な豊かさを求めた方が幸福な人生を歩むことができます。

月丘下部に伸びる長い頭脳線【図:①】を持っています。
月丘は想像を表す場所であり、この場所に向かって
頭脳線が下降すればするほど想像力豊かな人を意味します。
発想力やインスピレーションに優れ、クリエイティブな分野で活躍します。
さらに月丘上部に伸びる支線もありますから、現実的な思考もしっかり持っています。
自分のアイディアや感覚を仕事に結びつけることができる人です。

感情線【図:②】は先端が三股に分かれる別名:「あげまん線」。
あげまん線を持つ人は明るく朗らかで気配り屋さん。
人一倍の愛情を持ち、どんな人ともすぐに打ち解けることができます。
心の壁がなく、人との距離が近いタイプ。
相手を盛り立てたり、励ましたりすることが得意で、
まわりの人を明るく元気にする才能があります。
ここぞという時に頼られる存在です。

また、金星丘に細やかな格子紋(グリル)【図:③】が表れています。
金星丘は愛情を示す場所であり、
ここに表れる格子紋(グリル)は愛情豊かな人を表します。
繊細すぎるくらいの心配りを持つ人です。
まわりのことばかり気にしすぎて、
ストレスを溜め込みやすいので注意してください。

感情線は急カーブを描いて中指と人差し指の間に流れ込んでいます。
感情線はカーブがきつくなるほど情熱的な性格を示しますから、
Eさんは心のままに行動する激情型。
感覚や感情で動くところがあり、冷静な判断は苦手なタイプ。
思いつきで突っ走って失敗を招く…なんてこともあるかもしれません。
しかし、裏表がなくさっぱりしたところは最大の長所と言えます。
それゆえに、まわりからの信頼を得て愛されるのです。

全体的に感覚的で心の優しい「精神の人」という印象ですね。
芸術的で内面には深い情熱が隠されているでしょう。


手の中央に一筋の運命線【図:赤い線】が通っていますから、
自分の信念を貫き、まっすぐに歩んでいきます。
ただ、上昇するにつれて、線が徐々に薄くなっているように見えます。
これはいい意味で「落ち着く」ということ。
運命線は「生きる力」を意味しますから、
運命線がはっきり出ている時は戦闘態勢なのです。
明日食べるために働こう!とか、
夢に向かって突っ走る!とか、
愛するものを守り抜く!といったような、
能動的に戦っていくイメージです。
反対に運命線がない時は、その力がないということ。
希望を失った人、安定を手に入れた人、守られるような立場にある人など、
戦わずに生きていく道を暗示します。

女性は結婚後に運命線が薄くなることが多いので、
結婚運・家庭運の上昇と捉えることもできます。

というわけで、結婚運を見ていきましょう。
結婚線【図:④】は3本あります。
時期的には31歳、36歳、39歳でチャンスがありそうです!

生命線【図:⑤】の途中から月丘に向かう支線が現れています。
これは旅行線とも言われる線で「遠くの場所」を意味します。
40歳頃から環境がガラッと変わるかもしれません。
パートナーの仕事の都合で引っ越しをしたり、
家族の事情でそれまでと全く違う場所で生活をすることになりそうです。

今は想像もできない未来が待っているかもしれません。









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