2016年9月5日月曜日

土星環

今日は52歳・独身女性・フリーランスのUさんの右手を見ていきます。

Uさんの左手の記事は下記URLをご覧ください。
http://tewoyomu.blogspot.jp/2016/08/blog-post_22.html

Uさんの手相の中で左右共通して言えることは、
線が切れ切れであったり、
幾つかの細かい線が重なってできたような線が多いこと。
神経が細く、あまり自分に自信がないような印象を受けます。
気が弱く周りに流されやすいタイプであったり、
もしくは、心に迷いがあったり、不安を抱えているかもしれません。

左右の手相は殆ど変わらないですが、
幾つか異なる線も現れていますので、
右手のみに現れている線をピックアップしてご紹介しましょう。

1.土星環

中指を囲むようにして現れる線を土星環【図:①】と呼びます。
土星丘は「孤独」を表す場所です。
土星環を持つ人は自分の世界を大切にします。
また、実際に孤独を感じていたり、
一人ですべてを背負いこんでいる状態を示すこともあります。

土星環を持つ人の最大の特徴は人一倍こだわりが強いこと。
独自の世界観を持っていますし、
一つのことを追求する能力に長けています。
研究者、学者、オタク気質の人に多く見られる線です。

2.幸運線

月丘上部から土星丘に向かって伸びる線:幸運線【図:②】が現れています。
この線は思いがけない人との出会いでチャンスを掴み開運することを暗示します。
左手に現れている30代後半の影響線とリンクしていると考えられます。
30代後半〜55歳位までの間はこの出会いが人生に深く影響を与えているはずです。

運命線【図:赤い線】の隣を沿うように現れている影響線【図:③】があります。
これは仕事上のパートナーや自分に好運をもたらす人の存在を表します。
流年法で見ていくと、30代後半〜55歳位までずっとこの線が出ているのです。

50歳頃からはまた別の影響線が現れます。
そこから生涯を共にするパートナーが現れるかもしれません。
もしくは支援者、ずっと信じていける何かとの出会いかもしれません。
やはり、左手同様に55歳前後で転機が訪れそうな予感です。

3.陰徳線

金星丘に陰徳線【図:④】という縦線が現れています。
この線は人の陰で徳を積む人を表します。
見返りを求めず、自分の良心に従って善行を行います。
いつも前向きな気持ちを忘れず、思いやりがあって情け深いタイプです。
別名:カリスマ線と呼ばれることもあります。

実は左手にも現れているのですが、
左手は陰徳線よりも神経過敏を示すグリルの方が気になってしまいました。
逆に右手では陰徳線の方が目立っています。

4.二重生命線

二重生命線【図:⑤】が現れています。
二本の生命線は二倍の生命力があるということ。
強健な肉体と闘争的な気力を持っています。
また、確固たる意志と粘り強い精神力を兼ね備えた人でもあります。


左手に現れていて、右手には現れていない線もあります。

二重感情線とビアラシビア線です。
二重感情線はバイタリティ、ビアラシビア線は自由を表す線です。

本来は情熱的で気ままな気質を持っていますが、
現状ではややパワー不足を感じます。

土星環が示しているように、
自分の殻に閉じこもりがちになっているかもしれません。
オープンな心、外に発信する力を鍛えることが重要です。
内に秘めた豊かな才能や能力、
心に閉じ込めてしまった感情を解き放ちましょう。








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