2016年10月4日火曜日
超金星環
今日は39歳・未婚男性のNさんの左手を見ていきます。
Nさんの手相はちょっと変わっていて、不思議な線が幾つか見られます。
どの専門書にも載っていない名前がついていないような線です。
しかし、とてもハッキリ現れていますからやはり意味があるはずです。
私なりの考察を聞いていただけばと思います。
Nさんは意志がハッキリしていて裏表がない明るく社交的な人です。
Nさんのまわりにはいつも人が集まってきて、
人に生かされるような人生を送ります。
そのことを示す線を順にご紹介していきましょう。
1. 感情線
感情線【図:①】は起点が高くカーブを描き、
中指と人差し指の間に入り込んでいます。
このような感情線を持つ人は外交的な性格で、
すぐに人と打ち解けるフランクな人です。
思っていることが顔に出る隠し事が出来ないタイプ。
また、二重感情線【図:②】も現れていますから、
二倍の愛情と情熱を持つバイタリティのある人で、
逆境にも強くどんな困難な状況にも前を向いて立ち向かいます。
2. 人気線
他人を示す月丘に縦線が現れています。
これは人気線と呼ばれる線で、他者からの支持を意味します。
この線が運命線にまで届くとさらに強力な支持や
寵愛を意味する寵愛線に変わります。
Nさんは二本の人気線【図:③】と一本の寵愛線【図:④】を持っています。
愛すべきキャラクターであり、まわりからの助けを受けやすい人です。
3. 木星丘、土星丘、太陽丘を囲む線
この線がなんと呼んでいいか分からない不明の線【図:⑤】ですが、
金星環の一種と考えてみました。
金星環の意味は「自分個人が他者に認められる=モテる」ですが、
それに権力がプラスされるということです。
極端に言えば「カリスマ性のある人」ということです。
4. 薄い運命線
その反面、運命線【図:赤い線】は薄いです。
運命線は自立心や生きる力を意味します。
運命線がハッキリしている人ほどやりたいことを明確に持っていて、
自我が強く責任を持って仕事に取り組みます。
Nさんは責任感がないというわけではないですが、
我が我がという風に前に進むタイプではなく、
社会の声を反映したり、他者から求めらることに
柔軟に対応してくような人生になるでしょう。
人ありきの人生ですので、
自分の思いではどうすることも出来ない状況に陥ることもあるかもしれません。
世の中の風に乗ることが重要なポイントとなります。
恋愛運・結婚運についても見ていきましょう。
恋愛線【図:青い線】は23歳頃と30歳頃に現れています。
30歳頃の恋愛線は感情線を突き抜けていますから「別れ」の暗示です。
上記に説明したとように寵愛線も持っていますが、
その線が現れているのも30歳頃。
さらに、この寵愛線も運命線を突き抜けていますから、
同じく「別れ」の暗示です。
この時期は素晴らしい出会いと辛い別れを経験するかもしれません。
しかし、今後結婚のチャンスはあります。
45歳頃に結婚線【図:⑥】が現れています!
とても長い良線ですので、ご縁の深い運命の相手と巡り合うでしょう。
一つ一つの出会いを大切に。
他者との関わりがNさんの人生を導いてくれます。
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