2016年11月14日月曜日

幸運線



今日は20代・未婚女性のAさんの左手を見ていきます。

Aさんの手は細長く、指先の尖った華奢な手。
掌線は薄く、多数のシワが表れています。
このような手の人は多感で繊細なタイプ。
精神的な傾向が強く、細やかな神経を持ち、
外界からの刺激を受けやすい人です。

中指と薬指を囲むようにして現れる金星環【図:①】が出ています。
この線を持つ人は鋭い感性を持ち、独特のオーラをまとっています。
容姿に関係なく、どこかフェロモンを放つ人であり、
異性から注目を集めたり、ある種のカリスマ性を持ちます。
また、この線が幾重にも重なると、さらに感覚の鋭さが増し、
霊感や第六感、スピリチュアルな勘が冴える人を表します。
感覚的な世界、精神の世界に生きる人です。

感情線【図:②】は細い線が連なったような不安定な線を描いています。
掌線は一本のはっきりした線が理想です。
不安定な線はその線が持つ意味を弱めたり、暗転させます。
つまり、この感情線は気力の乏しさ、消極的な性格、
移り気、情緒不安定な気質などを示します。
また、まれに心臓機能の弱さを示すこともあります。

なんだか、繊細でか弱い女性像が膨らみます。。

Aさんの今後の運命について探っていきましょう。

運命線【図:赤い線】は月丘から始まっています。
月丘は他人を示す場所です。
若いうちは他者からの支援を受けたり、
人に助けられて人生を切り開いていきます。

生命線【図:③】を見てみると、途中で線が少し切り替わっています。
これは人生の転機を示します。
その時期がおよそ32歳頃。
衝撃的な事件や印象的な出来事が起こり、
人生が180度変わってしまうような予感です。
生命線が途切れる、というと、なんだか不吉な感じがするかもしれませんが、
決して悪い暗示ではありません。

幸運線【図:④】も出ていますので、幸運な展開が期待できます。
幸運線は思いがけない出会いによって人生が好転することを意味します。
生涯の伴侶や恩師など、運命の人との出会いがAさんを新たな世界に連れ出します。

同じ時期に結婚線【図:⑤】も現れていますから、
人生のパートナーとの出会いがあるかもしれません。
ちなみに結婚線は3本現れていて、その時期が28歳、33歳、35歳です。
結婚線は恋愛や出産の時期を示すこともありますから、
28歳で恋愛、33歳で結婚、35歳で出産ということも考えられます。

運命線は32歳頃からぐっと濃く現れていますから、
人生に対して積極性を持ったり、意欲的に取り組む何かに出会うはずです。

また、幸運線はその後パートナー線に変わっています。
思いがけずに出会った人が、その後、ずっとAさんを支えてくれます。

40歳頃、生命線に支線【図:⑥】が現れます。
これは旅行線とも呼ばれる線であり、遠くの世界に縁があることを示します。
この時期に旅行をしたり、引っ越しをしたり、
海外と縁ができるかもしれません。

晩年運を示す短い太陽線【図:⑦】も現れていますから、
歳を取るごとに、運気が安定し、
健やかな生活を手に入れることができるでしょう。

そして、そこにはいつも大切な人の存在があります。
自分を支えてくれる人に感謝の心を忘れずに、
二人三脚で確かな道を築いてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿